平成30年度リサーチ・アドミニストレーター研修を実施しました

6月14日(木)、15日(金)、18日(月)の3日間にかけ、平成30年度リサーチ・アドミニストレーター研修(URA研修)を実施しました。今年度は、総勢15名の認定URAが講師・ファシリテーターとして研修に参画し、全学の教職員から43名が受講しました。
本研修は、昨年度よりURA認定制度と連携して実施しており、1日目・2日目は認定に際し必要な知識の習得に向けた「必修編」を、3日目はURAの関連専門業務を広く扱った「研鑽編」を開講しました。
研究担当理事の挨拶で幕を開けた「必修編」1日目は、URA概論、本学のURA制度に引き続いて、URAの中心的な業務であるプレアワード、ポストアワードとともに、研究を支える研究倫理・コンプライアンス・利益相反を扱いました。研究倫理・コンプライアンス・利益相反は、所掌部署が異なるため、他の学内研修では別々に提供されるのが一般的です。しかし、実際の研究現場ではこれら3つはすべて密接に関連しています。URAとして、包括した全体像を理解するのが重要だと考え、今回の講義を企画しました。
2日目は、冒頭に研究推進部長から本学の研究推進に関する講義がなされました。事務職員以外の教職員が研究推進部長の話を聞くというのは、なかなか貴重な機会なのではないでしょうか。6名の認定URAが講師・ファシリテーターとなったグループワーク形式の研修では、認定URAによるプロジェクトマネジメントの実例を聞きながら、所属・職層が異なる受講者がグループとなり、課題に取り組みました。自らの業務を俯瞰することを目的に、業務とSDGsのつながりを考えたり、業務をマップに落とし込む作業を行いました。
3日目「研鑽編」では、広報、産学連携支援、国際連携支援、IRといった多岐にわたる関連専門業務を取り上げました。URAとして、研究の「アクセル」役となるのはもちろんですが、適切な「ブレーキ」をかけられるようになることが重要です。産学連携支援の講義では、このことを念頭に、プレアワードの段階における研究成果の取扱いの重要さを扱いました。国際連携支援の講義では、「必修編」1日目でふれられたプロジェクトが再び登場し、「国際連携」が研究支援のあらゆる場面に関わることを受講者も改めて感じたのではないでしょうか。IRの講義では、本学のIR活動の説明に引き続いて、部局事例紹介がなされました。質疑も活発になされ、IRへの関心の高さがうかがえました。
各講義の合間には、受講者同士あるいは講師の認定URAと受講者が話しこむ場面も見受けられ、3日間を通じて、本学の研究支援担当者のネットワーキングの場となっていました。今回の研修から、受講者が一つでも多くの「気づき」を持ち帰り、業務への意識向上や研究支援の現場に役立つことを望みます。

講義の様子

グループワークの様子